高校生のための文化講演会が本校でおこなわれました。
　この講演会は，少年ジャンプなどで有名な集英社が創設した公益財団法人が主催し，青少年の文芸的資質の向上を目指しておこなわれます。阿久根地区での開催は三十年ぶりです。

　今回は『武士の世界の表と裏』と題し，講師には古武術を嗜みながら多くの剣豪小説を生み出している多田容子先生にお越しいただきました。

　昔の日本人は現代人と歩き方が異なる，という興味深いお話を導入とし，柳生新陰流の剣技などを実演しながら，高校生活や人生をより良く生きるヒントを多く話してくださいました。

　

【生徒の感想】
・「南蛮歩き」の話が一番印象に残りました。日本人は歩き方すらも昔は違ったことに驚きです。
・上手くいかないときは線から少し外れて，ほかの新しいことに挑戦し，気楽に自分に合うことを探していこうと思った。
・武術を通しての話というのがとても面白かった。手裏剣も見たかった。
・実際に古武術を披露してくださって，すごいと思った。多くの本を出版されているようで，とても興味がわいた。
・女性でありながら剣術を学びつつ本を書いたりしていて，すごいと思った。努力すればなんとかなるという大切なことを教わった。
・柳生新陰流の動きがすごくて，攻めさせて攻め返す動きが面白かった。