講話「未来を楽しむための開発」(食品技術科)

公開日 2021年02月10日(Wed)

 令和3年1月25日(月)の3限目(10:55~11:45),株式会社 下園薩男商店 代表取締役社長,下園正博様を講師にお招きして,講話「未来を楽しむための開発」を実施しました。

阿久根の特産品であるイワシの丸干しなどの水産加工品の歴史と商品開発の経緯や,水産業及び関連産業の現状を知り,地域理解を深め,阿久根の水産業を応援する新商品の開発につなげることを目的に計画しましたが,水産物だけでなく,阿久根・長島地域の農産物等への理解も深める機会になると考え,食品技術科1・2年生だけでなく,農業科学科1年生にも参加してもらいました。

講話では,「自分が好きなものが必ず売れている物ではない」ということから再認識し,商品開発とは何かを改めて考える機会をいただきました。また,缶詰加工品開発への期待を持たれており,将来的には,下園薩男商店と食品技術科で新商品の共同開発などを進めたいとおっしゃってくださり,4限目のグループワークにも参加してくださいました。

グループワークでは,「阿久根・長島の農水産物を利用した商品開発」をテーマに,生徒達の自由な発想でアイデアレシピなどを考えてもらいました。仲間と意見を出し合うレシピ検討は意外と楽しかったという感想も多く,今後の課題研究などに繋げていきたいと思います。

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