公開日 2012年06月05日(Tue)
本日は食品技術科の実習を紹介いたします。
食品技術科は,野菜などの栽培・食品製造・食品加工・醸造に関する専門的な学習を進め,地場産業(食品加工・製造)の発展のために活躍する人材を育成することを目的としています。科目選択次第では大学進学も可能となっており,過去に
「鹿児島大学農学部生物資源科学科」や「志學館大学」,「崇城大学」
に合格しています。
今日の実習ではアンパンとシフォンケーキを製造していました。業務用の巨大なオーブンには生徒たちのこねたパンが。
どうすればふっくらとした仕上がりになるか,しぼまないために工夫する事など,先生がたのきめ細かい指導を生徒たちは集中して聞いています。口に入れるとすぐに溶けてしまう,プロのパティシエが作るようなシフォンケーキです。
焼きあがるまでの時間は,「3年A組シリーズ」のラベル貼りを,交代で丁寧に行っていました。年間5万個製造する全てを,こうして手作業で行っています。
焼きあがると生徒たちは歓声をあげ,自分たちの工夫したアンパンがきちんと仕上がっているか,嬉しそうにチェックしていました。
筆者も焼きたてのアンパンを試食しましたが,市販品では味わえない焼き立ての味は最高のものでした。